ちょっちレイちゃん

 暗闇の中、私は・・・・・そこにいた。

 瞳に映るもの・・・・なに?

 瞳からなにか流れる・・・・・水、違うこれは・・・・涙。

 悲しい?なにが悲しいの?私は悲しんでいるの?

 とまらない、次から次へと流れる涙・・・・・前が見えないの。

 ハンカチ、碇クンがくれたハンカチいつでも持っている・・・・それで涙を拭くの。

「・・・・・」

「・・・・・」

 隣は・・・碇クン・・・泣いてる、どうして悲しいの?わからない。誰の為に?

「・・・・・」

「・・・・・」

 その隣はアスカ・・・・アスカも泣いている?どうして?負けず嫌いのアスカが泣くなんて。

「・・・・・」

「・・・・・」

 暗闇の中、私、碇クン、アスカが泣いている。とめどなく流れる涙。止める事なんてできない、いつまで流れるの?

「・・・・・」

「・・・・・」

 碇クンもずっと泣いている。誰の為に?・・・?・・・?・・・私?私の為なの碇クン?・・・・そうだったらちょっぴりうれしい・・・

「・・・・・」

「・・・・・」

 アスカは鼻水も垂らしながらエンエンと泣いている。ちょっとみっともない。他人のフリ、他人のフリ。

「・・・・・」

「・・・・・」

 私、泣いてはいるけど鼻水は出ていない・・・アスカより上品、碇クン見て・・・ポッ。

「・・・・・」

「・・・・・」

 こんなに悲しいのは・・・初めて・・・今日の事は忘れないかも・・・多分。

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・!」

 急に明るく・・・まぶしい・・・どうなったの・・・使徒?碇クンは私が守るわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うううううう、うぐうぐ・・・・ちーーーーーん!はあ・・・・感動しちゃった」

「うん、僕も感動して泣いちゃったよ」

 明るくなったらアスカは鼻をかんだ、ちょっと下品。碇クンはハンカチで涙を拭いている、さすが上品。

「綾波はどうだった?」

「・・・・」

 碇クンに突然話しかけられた。瞳が潤んでいる・・・・ポッ・・・

「私も・・・」

 一応返事をするの、碇クンだから・・・・ポッ・・・

「そりゃあファーストだって、感動するわよ。なんてったってタイタニックよ。感動しない方がおかしいわよ。ちーーーーん」

「そうだね。さすが名作だったね。アカデミー賞を総なめした作品だよ」

「・・・・・・」

 タイタニック・・・・そう・・・私、碇クン達と映画を見に来ていたの。碇クンはポケットモンスターを見たいって言っていたけど、アスカの『タイタニック』で却下。私もポケットモンスター見たかった・・・ピカチュウ可愛いのに。

「また見にきましょう」

「またー?今度はポケモン見たいのに」

「はあ?んなもん、お子様が見るものよ」

「だって、オモシロイんだよ」

 こくこく、碇クンに私も賛成、今度は2人で見に行きましょう・・・ポッ。

「・・・・・ちーーーん」

 ・・・・ちょっと下品、嫌われるかな?・・・でもアスカよりは上品。

「それじゃあ、出ましょうか」

「そうだね、いこうか綾波」

「うん」

 それから3人でショッピング、でもアスカが衝動買いで碇クン荷物持ち、可哀想。可愛い洋服、私に似合うかな?

 碇クン、今度は2人で行こうね・・・・ポッ。


 ちょっちシリーズ?その2。ちょっち天然のレイちゃんです。萌えてください(爆)

 ちょっち天然でも可愛いレイちゃん、皆さんゴロゴロと転がって萌えてください(爆)

 ちょっちレイちゃんの視点で萌えてください(爆)

 ちょっちレイちゃんの涙、可愛いですね。萌えてください(爆)

 ちょっちレイちゃんのちーーーんとかむ姿、萌えてください(爆)

 ちょっち……切りが無いのでやめます。萌えてください(爆)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION ちょっちレイちゃん